他のアダルトレンタルサーバーでは起こったことがないのですが、FUTOKAのレンタルサーバーでは登録しているIPアドレスとは違うIPアドレスから管理画面のログインページへアクセスすると、表示されないことがあります。
初めてこのエラー画面に直面した人はびっくりすると思いますが、これには訳があり解決の方法もありますので、ご紹介致します。
※3/13日、一部情報に誤りがあったので、追記・補完しました※
エラーの内容
GoogleChromeだと、「このウェブページにはリダイレクト ループが含まれています」と表示されます。
Firefoxの場合は、「ページの自動転送設定が正しくありません」と表示されます。
表示しようとしているページに繰り返しリダイレクト(自動転送)されていますというエラーです。
エラーが起こる原因
原因としては、ブラウザの問題、PCのセキュリティ対策の問題、サーバー側の問題の三つが考えられます。
全く心当たりがない場合は、ブラウザのキャッシュやセキュリティソフトなどから疑いますが、FUTOKAのレンタルサーバー上で運営しているサイトで、普段とは別のIPアドレスからアクセスしようとして表示されない場合は、FUTOKAサーバーの設定の問題と考えていいでしょう。
FUTOKAのレンタルサーバーには、サーバパネルに「国外IPアクセス拒否」という設定項目があります。
これを設定している場合、別IPアドレスからのWordpressへのログインが弾かれてしまうようです。(サイト自体へのアクセスは可能です)
エラーの対処法
FUTOKAで設定
上記でも記した通り、サーバパネルから「国外IPアクセス拒否」を設定しないように変更すると、別IPからもログインページへアクセスできるようになります。
ただし、「国外IPアクセス拒否」の設定はFUTOKAが推奨していますので、この設定をしないという対策はセキュリティ的に問題が残ります。
と言うのも、国外IPからのアクセスをオープンにしておくと、ワードプレスは海外のハッカーから「ブルートフォースアタック」を受ける可能性があります。
パスワード入力欄で、可能な組合せを全て試す力任せのハッキング攻撃方法のこと
そのため、できれば国外IP拒否設定の状態で、「.htaccess」を使い特定のIPだけアクセスを許可する設定をしましょう。
htaccessで設定
国外IPからのアクセスを"拒否"している状態で、管理画面にログインしたい特定のIPアドレスだけがアクセスできるようにし、それ以外のIPアドレスは全て弾くという設定をする方法です。
セキュリティ的には断然こちらの方が良い方法ですが、FTPソフトの使用と、.htaccessファイルをぶち込む作業が、完全な初心者の方には少しややこしいかもしれません。
手順としては以下の流れです。
手順1:テキストエディタで新規に「.htaccessファイル」を作成
手順2:特定の許可したIP以外を全て弾く記述を書き、保存
この記述だと、「1.11~」と「2.22~」のIPアドレス以外からのアクセスを全て弾く設定です。
なお、自分のIPアドレスは「確認くん」や「CMAN」などのWebサービスを利用するとすぐ分かります。
手順3:保存した.htaccessファイルをFTPソフトでpublic_html/.htaccess または WordPressドキュメントルートに配置。
手順4:許可指定したIPアドレスから管理画面にアクセスできるかどうか確認
実際に管理人自身も手順を再現しながら当記事を書いていますが、以上の手順で問題なく許可したIPからはアクセスでき、それ以外のIPからはアクセスできなくなっています。
このhtaccessで設定する方法は、固定IPなら問題ありませんが、動的IPの方だとIPが変わりアクセスできなくなってしまうので気をつけてください。